ミニマリストになる

【動画】The minimalists「A rich life with less stuff」でミニマリストの起源を学ぼう

みぽりん

ミニマリストになると、ものに使われず、豊かに生きられることがわかったけど、 そもそもミニマリストの起源ってどこからきてるの?

ぴなもと

それは、もともとはアメリカのミニマリスト、ジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデマスの2人と言われてるね。
ここで、ミニマリストの起源となった2人のTEDでの講演があるから、一度彼らの考え方を覗いてみるとしよっか。

この記事が対象としている読者

  • ミニマリストの起源となった「The Minimalists」の2人の考え方を知りたい人
  • ミニマリストの起源が何か知りたい人

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The Minimalistsとは?~ミニマリストの起源となった2人~

ミニマリストの起源は、アメリカと言われています。

The Minimalistsと呼ばれるサイトを運営している2人、ジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデマスは、もともとミニマリストのような生活をしていなかったそうです。

それも、もともとともにして20代で年収1200万程度稼ぎ、大きな家と車を所有するほど豊かでしたが、借金もあり、幸せとは感じていなかったそうです。

ところが、とあることをきっかけに所持品を大幅に処分し、ミニマルな生活を始めてから、心を取り戻し、生活が豊かになったと言います。

そんんたプレゼンですが、TEDで見ることが出来ます。

タイトルは、「A rich life with less stuff(少ないもので豊かな生活)」、といったものです。

A rich life with less stuff(少ないもので豊かな生活)

私はライアン・ニコデマスで 彼はジョシュア・フィールズ・ミルバーンです

2人で theminimalists.comという ウェブサイトを運営しています

今日はコミュニティーに属する意味について お話したいと思います

でもまず 私がどうやって豊かになったか というお話をお伝えしましょう

1年後のあなたの生活を想像してみてください

2年後

5年後

どうなっているでしょうか?

今より「少ない」暮らしを 想像してみてください

モノやガラクタやストレス 借金 不満が少ない暮らしです

邪魔の少ない暮らしです

(着信音)

おい 冗談だろ?

スピーチの最中だぞ

(着信音)

すみませんね

今より「多い」暮らしも 想像してみましょう

より多くの時間 有意義な人付き合い 成長 そして社会貢献

周りの無秩序に邪魔されたりせず

好きなことに熱中できる人生です

今皆さんが想像したのは 計画的な生活です

完璧でも 簡単でさえもないですが シンプルな生活です

それは豊かな生活でもあります

裕福さとは一切関係ない種類の豊かさです

私はかつて 豊かさとは 年間5万ドル稼ぐことだと思っていました

20代で出世の階段を上りはじめると

すぐに年収5万ドルになりました

でも豊かだとは感じられず じゃあインフレ分を調整しようと思いました

年収7万5千ドルあれば 豊かになるかもしれない

年収9万ドル 10万ドルを超えれば

それとも たくさんモノを所有することが 豊かさなのかもしれない

豊かさが何であれ そこにたどり着けさえすれば

きっといつか幸せになるに違いない

そうしてさらに稼いでは さらに散財し

アメリカンドリームを追いかけ

幸せを得ようとしました

でも目標が近づくほど 幸せは遠のいて行きました

5年前の私の生活は 今とは全く違ったものでした

根本的に違っていたのです

欲しいと思ったものは全て手に入れ

いわゆる「手に入れるべき」ものも 全て手に入れました

立派な会社で素晴らしい役職に就き

何百人もの従業員を管理する 華々しいキャリアでした

年収は10万ドルを超え

数年に1回は高級車を新車で購入し

ベッドルーム3つにリビングが2つもある 大きなマンションも持っていました

独身の私に なぜリビング2部屋も 必要だったんでしょうかね

アメリカンドリームを 体現したような生活でした

周りは皆 私を成功者だと言っていました

でも私の成功は表面だけでした

外からは見えないものも抱えていたんです

お金はたくさん稼いでいましたが 借金に埋もれてもいました

さらに アメリカンドリームを追いかけるのは お金以上の負担がありました

私の生活はストレスと不安と 不満でいっぱいでした

惨めな状態でした

成功しているように見えても 自分では全くそう感じませんでした

そして自分の人生には何が重要なのか 分からなくなってしまいました

一つだけ確かだったのは 人生にぽっかり 穴が空いているということでした

多くの人と同様に その穴をモノで埋めようとしました

たくさんのモノです

消費行動で穴を埋めようとしたのです

新しい車や電化製品を買い

クローゼットは高価な服でいっぱいでした

家具や 高級な家の装飾品も買いました

新製品は必ず全部手に入れるように していました

口座にお金が十分にない時は

豪華な食事や 何杯もの酒や

くだらない休暇の費用を クレジットカードで払いました

稼ぐより早いペースで お金を使い

そうやって幸せを買おうとしました

そしていつかは幸せになれると 思っていました

幸せはすぐそこにあるはずじゃないですか

でもモノによって穴は埋まるどころか 大きくなるばかりでした

それでも何が重要なのか分からずに

私はモノで穴を埋めようとし続け さらに借金漬けになりました

自分を幸せにしてくれないモノを 買うために一生懸命働きました

こんな生活が何年か続きました

よくある ひどい悪循環を繰り返しました

20代の終わりごろ 私の生活は外から見れば最高でしたが

中身はボロボロでした

離婚して数年が経っていて

不健康で行き詰っていました

酒もドラッグも たくさんやりました

気休めになることは できる限りなんでもやりました

一週間に60時間 70時間 80時間働くこともあり

人生で一番重要なことは何か 探していました

健康や交友関係 情熱については ほぼ考えませんでした

何より悪かったのは 停滞感があったことです

他人に全く貢献せず 自分も成長していませんでした

私の生活には意義や目的や 熱意が欠けていました

何に夢中になっているかと 聞かれたら

当時の私は 面食らって こう言ったでしょう

「俺が何に夢中になっているかだって?」 全く分かっていなかったのです

その日暮らしで 支払いのために生活し

モノのために生活し

大好きでもない仕事のために 生活していました

生きた人間とは 全く言えない状態でした

鬱状態でした

30代に近づいたころ 20年来の親友の様子が

何か違うと気づきました

(笑)

ジョッシュは幸せそうで そんな彼を見るのは本当に久しぶりでした

心から幸せそうで 幸せの絶頂という感じでした

でも私には理由が分かりませんでした

20代の間ずっと 同じ会社で肩を並べて働き

二人とも出世街道を進み 彼も自分と同じくらい惨めだったのに

何かが変わったようでした

おまけに 彼は人生で最もつらい2つの 出来事を経験したばかりでした

お母さんが亡くなり 離婚をしたのです

しかも同じ月にです

幸せであるはずありません

どう考えても 私より 幸せなはずがなかったのです

ここで私は親友ならそうするように

ジョッシュをランチに連れ出し

席に着くと こう聞きました

「一体なんでお前はそんなに幸せなんだ?」

(笑)

ジョッシュは そこから20分間 「ミニマリズム」について話してくれました

生活をシンプルにするために ここ数か月間をどう過ごし

ゴチャゴチャしていたものを片付け

本当に重要なもののために 余裕を作ったのか 説明してくれました

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そして彼は 同じことをしてきた コミュニティーの皆を

私に紹介してくれました

コリン・ライトという

24歳の起業家で 4か月毎に新しい国に行き

所持品全てを持って旅する男や

ジョシュア・ベッカーという 36歳 既婚 2児の父

フルタイムの仕事をし バーモント郊外に車と家を所有しています

そしてコートニー・カーバー 40歳 既婚で

10代の娘の母でもあり ソルトレークシティー在住です

さらにレオ・バボータ

38歳 既婚 6児の父で サンフランシスコ在住です

皆 かなり違う生活をしていて

生い立ちや経歴も様々です

子供や家族 職場環境なども異なります

それでも皆 少なくとも 2つの共通点がありました

一つ目は 考え抜かれた 有意義な生活をしていたことです

熱意があり 目的意識がありました

私が一緒に仕事をしてきた いわゆる金持ちの誰よりも

よっぽど豊かに見えました

二つ目は

その有意義な生活を「ミニマリズム」 のおかげと考えていたことです

そこで 問題解決好きな性格の私は

ミニマリストになることを その場で決めました

ジョッシュを見上げ 熱っぽく こう宣言しました

「よし分かった やってやろう 俺はミニマリストになる

それで どうすればいい?」

彼のように何か月もかけて 整理をしたくはありませんでした

彼には良いやり方でしたが 私はもっと早く成果を出したかったのです

私たちは梱包パーティーという アイデアを思い付きました

引っ越す時のように 持ち物を全て梱包し

それから3週間の間で必要なものだけを 箱から取り出すという方法です

ジョッシュは文字通り 全ての箱詰めを手伝ってくれました

服 キッチン用具 タオル テレビ 電化製品

写真立て 絵画 洗面用品

家具も全部です

数回の宅配ピザを頼みつつ 9時間 頑張った後

全てが梱包されました

ジョッシュと私は

第2のリビングに疲れ切って座り

4メートルの天井の半分まで 積み重なった箱を眺めました

マンションは空っぽで 段ボールの匂いが立ち込めていました

全ての所有物 10年以上 一生懸命働いて得た全てのモノが

部屋に積み上げられていました

何重にも積み重なっていました

必要なものがどこにあるか 分かるように それぞれの箱にラベルを貼りました

例えば「リビングルーム」 「がらくた その1」

「キッチン用品」「寝室のクローゼット」

「がらくた その9」などなど

それから21日間 必要なものだけを 取り出しました

歯ブラシ ベッド ベッドシーツ 実際に使う家具

キッチン用品いくつかと 工具

自分の生活に付加価値を 与えてくれるモノだけです

3週間後 80%のモノは 箱に入ったままでした

ただ積み上げられ 取り出されないままでした

私を幸せにしてくれるはずだった これらのモノたちは

役目を果たしていなかったのです

私は不要なモノを全て 寄付したり売ったりしました

そうしたらどうでしょう 初めて豊かさを感じました

邪魔を片付けて初めて 豊かさを実感し始めたのです

残ったもののために スペースをあけました

一か月後 私の考え方はすっかり変わり

こう思いました

「俺の経験に価値を見出してくれる人が いるかもしれない

俺たちの経験に」

(ジョシュア)ということでライアンと私は ありがちですがブログを始めました

(笑)

『The minimalists』という タイトルで 3年前のことです

すると素晴らしいことが起きたのです

始めの一か月で52人がサイトを 訪問してくれました

52人ですよ!

それだけ聞くと 大したことには 思えないかもしれませんが

共感してくれる人が 数十人いるということだったのです

そして さらに素晴らしいことが 起こり始めました

52人が500人になり

500人が5,000人になり

今は年間2百万人以上が ブログを読んでくれています

人は何かのおかげで 生活がより充実すると

周りの人の生活も充実するようにと その情報を 友達や家族

共有したがるものだったのです

価値を加えることは人間の本能です

実際 それが私たち二人が ここに立っている理由です

数年前 ライアンと私はオハイオから モンタナに引っ越しました

そしてこの地で私たちは

俗に言うような裕福ではないけれど

違う形で豊かな人たちと出会いました

たくさんの人々が

他人のために貢献しようと するのを発見しました

貢献こそが 本当のコミュニティーを 作るのです

皆さんも ぜひ

日々の生活を振り返ってみてください

自分の時間の大半を何に費やしているのか 振り返りましょう

メールのチェックでしょうか? フェイスブック それともテレビ?

通信販売?それともお店での買い物?

必要でもなければ あなたを幸せにしない モノを買うために

一生懸命働いていること?

モノを所有すること自体がダメだと

言っているわけではありません

9時から5時まで働くことも良いのです

誰しもモノは必要ですし 支払いもしなければいけないですよね

ただ それらを第一に考えてしまうと

本当の優先順位が分からなく なりがちだということです

人生の目的を見失ってしまうのです

邪魔になっている いらないものを処分して

生活の中のゴチャゴチャを 片付けてしまえば

残ったものに集中することが できるかもしれません

健康や交友関係

成長や貢献

コミュニティーなどに

ありがとうございます

(拍手

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まとめ

この記事では、ミニマリストの起源となった「The Minimalists」の2人の動画を記載してみました。

The Minimalistsの2人ですが、実は本も発売されています。

タイトルは、minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ。

もしこの動画を見て興味がでた方がいらっしゃれば、読んでみても良いかもしれません。

ぴなもと

ではまた。

ABOUT ME
ぴなもと
ぴなもと
神奈川在住のアラサー世代。 理系大学院を卒業し、SI業界のソフトパッケージ開発職として入社する。 SI業界に嫌気が差し、生活そのものを変えるために、ミニマリストというスタイルにたどり着く。 会社に縛られず、フリーランスのような、自由で自律した生活を好む。 みぽりんと合わせたら、世帯年収は1000万を超える。
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